top of page

紅麹関連製品の報道について

Es Inc.

Mar 27, 2024

KOJI CLEARは、紅麹菌を使用しておりません。

平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。

3月22日、機能性表示食品メーカーより紅麹原料を使用した製品の自主回収を行う公表があり、関連する報道も多くなされています。
本件に関連して、弊社商品「KOJI CLEAR」についても、複数のお問い合わせがございましたので、以下のようにご連絡申し上げます。

1.紅麹菌の使用有無について
弊社では、問題となっている機能性食品メーカーの紅麹菌を含め、紅麹菌は一切使用しておりません。

2.弊社が使用する麹菌について
弊社が使用している麹菌は、黄麹菌のCK33菌、および白麹菌のAOK1598菌の2種類です。

3.紅麹菌と黄麹菌、白麹菌の違いについて
麹菌はカビ菌の一種で、カビにはさまざま菌種(属)があり、紅麹はモナスクス(Monascus)属に分類されます。KOJI CLEARをはじめ米麹として使用される麹菌は、アスペルギルス (Aspergillus) 属に分類され、紅麹菌とは異なる種類の菌種であり、性質が大きく異なります。CK33菌、AOK1598菌のいずれの麹も毒を作り出すことはありません。

4.CK 33菌(あめこうじ)について
CK33菌(あめこうじ)は、麹文化県と言ってよいほど麹を利用した多数の伝統的発酵食品がある秋田県が生んだ新しい麹菌で、秋田県総合食品研究センターと秋田今野商店が共同で菌株特許を取得しています(特許第5803009号)。あめこうじのもととなった親株は吟醸酒用麹菌です。そこから生まれた「あめこうじ」は褐変性(チロシナーゼ活性)が従来の麹より低くなっています。従来の白色系麹の甘酒と比較すると、甘味が強く(糖度を示すBrix%が15~20%高い)、すっきりした味(アミノ酸量が20~30%低い)という特徴があります。

5.AOK1598菌(白麹)について
黒麹菌の突然変異によって生まれた白麹菌(Aspergillus kawachii)を使って作られたもので、黄麹と比べてデンプンの分解力が弱く、さらに大きく異なるのが、雑菌の繁殖を防ぐクエン酸を多く生成することです。名前に反して褐色をしており、「変異元である黒麹に比べて白い」ことからこの名前が付けられました。

以上です。

KOJI CLEARでは、今後も品質管理に万全を尽くし、安心安全な商品をお届けすることで、多くのお客様に糀で元気を与えられるよう努力してまいります。

もし弊社商品についてお気づきの点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

今後ともKOJI CLEARのご愛顧のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

bottom of page